優等生で育った幼少期。
弓を引いたら日本一!の青年期。
広告会社ではあっという間の37年だった。

そんな「豆さん」が定年後にぶつかった壁が「サンデー毎日」(毎日が日曜日のシャレ)。

似顔絵を習って講座を開き、老人ホームやイベントで描いたこともあった。
莫大な量のゴミに愕然とした「ビルクリ(ビル清掃員の業界用語)」の経験も本にした。

でも豆さんを支えるのは、2000年に立ち上げた「元気に百歳」クラブの目標でもある「グリーンセンター構想」。
今回のジャプライド・ムービーは、その夢にかける「元気おじさん」の半生と「今」をさわやかにレポートした。
(約21分)
(約22分)

プロフィール
1939年(昭和14年)、名古屋市生まれ。 東海高校、早稲田大学第一文学部卒業。
1962年4月広告会社の博報堂入社。営業局、人材開 発室、新潟支社長、(財)博報児童教育振興会事務局長を経て、1999年5月定年退職。
1999年8月、東京都教育委員会主催「生涯学習のための講座企画コンペ」 に「豆さんの、いきいき似顔絵教室」を応募。「優秀企画講座」に選定される。 ペンネームは「豆 鈴木」。
2000年1月1目、ボランティアグループ「元気に百歳」クラブ( http://v100c.org/ )を立ち上げ、現在、代表幹事。
同時期に3年間ビル清掃員を体験。その経験を元に『オフィスのゴミは知っている〜ビル清掃クルーが見た優良会社の元気の秘密〜』(日本教文社)を著す。
東京都在住。

『オフィスのゴミは知っている〜ビル清掃クルーが見た優良会社の元気の秘密〜』(日本教文社)

元気に百歳」クラブ創設時の豆さんのコメント(2000年9月)
<「元気に百歳」クラブのホームページ( http://v100c.org/ )より引用

 六十歳になられた皆さまに

 二十世紀最後の今年、六十歳になられた方、なられる方は全国で165万人おられます。2001年以降の数年間は毎年180万人が六十歳を迎えます。昔なら還暦祝いとして赤いちゃんちゃんこを贈られ長寿を喜び一家族に囲まれ悠々自適の余生を過ごすというライフスタイルでした。しかし、都会ではこういう風習もあまり見かけなくなり、悠々自適などという余裕もなくなりました。

 平均寿命が男性七十七歳、女性八十四歳という世界でトップの長寿国日本です。六十歳以上の人口は2800万人、22%、五人に一人が六十歳以上です。百歳以上の高齢者も1万1千人を超えました。少子化には依然歯止めがかかりませんし、十年後には団塊世代が毎年200万人ずつ六十歳に仲間入りします。 1200兆円という個人貯蓄の大半は高齢者のタンスの中でビタ一文動きません。百七歳で亡くなったキンさんの「老後のために貯金するんだわね。」というせりふは笑えない現実として誰の胸にも重く残っています。高度成長、バブル経済などは遠い昔、経済停滞は果てしない見通しです。

 六十歳はとてもお祝いするほどの長寿ではなくなりましたし、「老後の不安」はますます募ります。誰もが百歳の可能性を持ちながらこれから四十年の終着駅までの長い旅路を歩まねばなりません。

 社会の現実は荒廃の極み、少年の犯罪、母親の子殺し、政治家、警察の不祥事、教育現場、医療現場でのトラブルも絶えません。介護保険の導入も、前より悪くなったという声しきりです。
 「こんな社会に誰がした」と嘆く声はそのままわれわれ大人世代にはね返ってきます。いつの時代でも、「こんな社会」にしたのはその時の大人世代です。六十歳はそんな大人世代の責任を謙虚に振り返り反省し、少しでもいいから世直しのために知恵と経験を活かしてみようと思う歳にしたいものです。

七十五歳以上の先輩諸氏に

 国連の取り決めで高齢者は六十五歳からですが、「元気に百歳」クラブでは、七十五歳からを高齢者と呼ぼうという取り決めがあります。そして、七十五歳からは全額国の費用で衣・食・住・医療・介護・葬式まですべての面倒を見られる社会にしようという目標をもっています。

 七十五歳以上の先輩諸氏は日野原先生が提唱されている「新老人運動」に是非ご参加ください。七十五歳以下の皆様は「元気に百歳」クラブで理想的な社会づくりにご参加ください。

 機関誌創刊号では限られた方々ではありますが、これからの百歳人生に臨んで「いかに元気を維持するか」「安心・快適・明るい高齢社会への希望・提言」を述べていただきました。

 まずは、お一人お一人の元気が一番、「元気が最高のボランティア」です。仕事でも趣味でもご自分が好きなことをされ、そのことが社会へのお返しになればいい。六十歳からのお返しの人生を、情報交換しながらご一緒に考えませんか。

2000年9月15日  「元気に百歳」クラブ 代表 鈴木将夫


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